ある葬儀の風景 view

祭壇のイメージ(好きな花、色、もの)も伝えましょう

祭壇のイメージ(好きな花、色、もの)も伝えましょう

ある日のご葬儀です。

80代の女性。

ご主人は船乗りで、陸に上がっても、港での仕事があり、自宅に帰ってきたのは定年後。
ずっと、単身赴任の家庭を支えてきた奥様でした。

港に着いたら子どもを連れて逢いに行っていらしたそうです。

打ち合わせに参加してくださったのは、ご主人・子どもさん・親戚の人たち・・
話をしてくださったのは主にご主人でした。これは珍しいケースです。
やはり日本人男性、特にこの年代の人は多くを語りたがらないし、
高齢の方は喪主と言っても、子どもたちにすべて任せていることも多いものです。

けれど、ご主人が優しい口調で話してくださいました。

母親の優しさと、父親のような強く深い愛で子ども育ててくれた事
ご主人の両親も、故人の両親も、手厚く看護し看取ってくれた事

奥様は長い闘病生活を、出来るだけ自宅で普通に暮らしたい。
最後まで、自然に、自分らしく生きたい。
その思いを貫いた気丈な女性でした。

その心を支えたのは厚い信仰心。
瀬戸内寂聴やひろさちやの講和のCDを聞き、本を読み
ゆっくりと自分と向き合っていたようです。

そんな事を話され、一息ついて「申し分のない妻でした・・・」
そう話され、ぽろぽろ涙を流すご主人。

きっと穏やかなご夫婦だったのでしょうね
ほっこりとした気持ちになりました。

紫のお洋服に、紫の帽子がよくお似合いの遺影写真。
お嬢様にお尋ねすると、やはり紫が好きだったと教えてくださいました。
祭壇の花も紫のデンファレが基調となっていて、「お花の色も指定されたんですか?」と
さらにお聞きしたら
「いえ。きっと写真を見て葬儀社さんが気を利かせて下さったのかも・・・ですね。
ありがたいです。」

結果は・・・
ただの偶然ですって・・
今、この花をよく使うんですよ~って

残念!!

「良い勘違いしてらっしゃるので、偶然ですって言わないように」と釘を刺した私でした。

★ワンポイント

これから葬儀をされる皆さん

故人の好きな花や色があったら、一応伝えてみましょう。
特にお金かけなくても、希望が叶うかもしれませんよ!!

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代表者(森田理恵子)
プロフィール

経歴

1980年3月

鹿児島短期大学音楽科卒業。

ピアノ講師として子どもや大人のレッスンをする傍ら、婚礼でエレクトーン・ピアノ演奏をしていたが、1998年、縁あって某大手葬儀社にて司会・ピアノ演奏・アテンダント・控室の清掃など、葬儀現場の女性の仕事を請け負うようになる。 葬儀現場における様々な業務に従事し、葬儀を一から学ぶ。

2001年
有限会社エムアール・コーポレーションを設立。
2007年

ある思いからその某大手葬儀社との契約を解除。

社員・スタッフはその葬儀社に移籍、一人でゼロからの再スタート。

2015年
一般社団法人自分史活用推進協議会認定 自分史活用アドバイザー資格取得。
2017年
一般社団法人グリーフサポート研究所認定 グリーフサポートバディ資格取得。
2018年現在

約10社からの司会・ピアノ演奏の依頼を受け、スタッフを派遣。自らも司会者として奮闘中。

もっとご遺族の為にできることがあるのではとの想いから2015年より、株式会社ジーエスアイで、以前から興味のあったグリーフサポートを学ぶ。

2018年
一般社団法人グリーフサポート研究所認定 セレブラント資格取得予定。

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有限会社エムアールコーポレーション

鹿児島市伊敷1丁目14-8TEL:080-2708-3087 FAX:099-833-3026Mail:madoguchi@deainosougi.com

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